テレビの取材

昨日広島ホームテレビの番組「あっぱれ!熟年ファイターズ」の取材クルーが二尊院に来寺されました。
この番組は、広島ローカルとなりますが、こだわりグルメ、オトナ旅、昭和さがし、趣味、健康、歴史など熟年ならではの切り口でお届けしているそうです。
今回は、「死ぬまでに見たい絶景を求めて!角島&長門の旅」という企画で、元広島カープ投手の渡辺弘基さんと広島タレントの松本裕見子さんがおいでになり、二尊院に伝わる安産、子宝、縁結び、婦人病封じなど女人守護のご利益がある楊貴妃のお墓と伝説を軽快なトークでリポートされました。

お二方ともたいへん明るく感じの良い素敵な方で、楽しく撮影が出来ました。僭越ながら私も出演させていただいております。
広島県のみの放送となりますが、お住いの方は、ぜひご視聴くださいませ。
あっぱれ!熟年ファイターズ

団体参拝

6月14日。楊貴妃さんの祥月縁日に山口市から朝日山真照院檀信徒ご一行様が45名でお越しになりました。
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真照院様とは私の曾祖父・快禅和尚からのご縁ですが、特に私の祖父・智満和尚は縁が深く、朝日山で小僧として奉公させていただきその後、真言宗の僧侶となりました。

智満和尚が第58世住職として二尊院に戻った後、朝日山真照院では立て続けにアクシデントが重なり存続の危機もあったそうですが、幾度も応援に駆け付け、ピンチを救ったと聞いております。駆け付けると言っても、二尊院は県北部の端、真照院は県南部の端にあり、戦前戦後の大変な時期に、渡船や汽車を乗り継ぎ丸一日かけて通っていたそうです。

そんなエピソードもあり、今も真照院様とは法類といいまして、お寺同士が親戚関係にあります。

今回は、朝日山真照院様の檀信徒様ご一行が、仏縁の導きにより団体参拝でお越しになりました。
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智満和尚が見守る中、楊貴妃大明神に各々方のお願いごとが書かれた添え護摩木をくべて、護摩祈祷を一座厳修させていただきました。

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真照院様のご親族で智満和尚をよくご存じの方も、ご一緒されていまして「子供のころを思い出す。よくおんぶをしてもらった。智満さんはとても愉快な方でしたから、家族みんな朝日山にお見えになるのを楽しみにしてました。遺影のお姿を見ることが出来て本当に懐かしい。嬉しいです。」

智満和尚が78歳で遷化して30年近くになるが、いまだその徳分が生き続け、こうやってご縁をいただけるなんてスゴイなと思うし、祖父を誇らしく思います。

じいちゃん。ありがとう。


真照院ブログ「二尊院参拝と北浦街道探訪の旅」




虹色の雲

ふと空を見上げると、二筋の虹色をした雲が出現していました。
彩雲というそうです。龍神さんが現われたと思い、すかさず写真を撮りました。

彩雲(さいうん)とは、太陽の近くを通りかかった雲が、赤や緑など様々な色に彩られる現象のことをいうそうです。
古来から瑞相(良いことが起きる前触れ)の一つと言われ、「見た人には幸運が訪れる」とも言われているんですよ。
なにか良いことが起きる予感がしますね。
ブログを見に来てくださいました方にも、瑞相のお裾分けです。

本尊様が帰ってきた

去る3月28日 二尊院のご本尊 木造釈迦如来立像・木造阿弥陀如来立像(通称:二尊仏)が京都国立博物館 美術院より修復修理を終え、約5か月ぶりにお帰りになられました。

両体ともに、作られてから約750年の歳月が経過しており、昭和27年に美術院で解体修理したものの、特に漆層の浮きが目立ち剥落などの事象が顔部に見られたため、それを防止するために文化庁監修のもと、修復が行われました。

湿気を吸ったり吐いたりと呼吸をする木部は、僅かながら、膨張と収縮を繰り返します。対してコーティング剤として、その表面に塗られている漆層は湿気の影響を受け無いので、自然と木部と漆層の間に隙間ができます。浮いた漆層は支えが無くなり、ポロポロと剥がれ始めるのです。
ピンセットで1ミリ満たない剥がれた漆の破片を元あった場所を地道に探しだしては、筆の先で漆層のひび割れた隙間などに、特殊な溶剤を染み込ませ木部と漆層を接着させ、同じく尊像の躰表を専用溶剤を使い筆で撫でるように洗浄する作業をしていただきました。
仏像の修復を想像するに、綺麗な彩色を施されお色直しを連想しますが、文化財にいたっては、現状維持を指します。
それは、美しいお姿の保存のみならず、それらに使われている材料や工法そのものにも歴史的価値が高いため、原型をとどめて後世に伝えます。
新たに手を加えると、別ものと評価され元来の材料や工法が不明確となり、最悪の場合、文化財指定から外れるといった事例が過去にあったそうです。
これは、単純に日本から重要な歴史的資料が一つ消滅した事になります。

この様な事が無いよう、文化財保護法のもと、文化財所有者には、適切な管理が義務付けられ適宜、指導監督が入ります。具体例で言いますと、無許可での修理や移動、売買などができないように定められています。
近年では、文化財の盗難による海外流出が問題となっており、国外に出てしまうと、取り戻すのがかなり厳しい実情から、外的要因による損壊や液体散布などのイタズラ防止を含め、防犯にも力が注がれています。

今回の修復におきましては、国、山口県、長門市、住友財団の補助を受け、滞りなく帰院となりました。関係各所に深く感謝申し上げるとともに、担当いただきました山口県の伊原氏、長門市教育委員会の国近氏、緒方氏には、衷心より御礼申し上げ、筆を置く事にします。
合掌九拝

京都国立博物館

久々にブログします。
先日、二尊院の本尊 木造釈迦如来立像・阿弥陀如来立像(通称:二尊仏)の修復を依頼している、京都国立博物館内にある美術院に修復の進行状況の確認するため山口県庁で文化財を担当する井原さんと一緒に表敬訪問に行って来ました。
美術院は日本国内の、国宝や重要文化財指定を受けた仏像のみを専門に修復を行う機関で、京都東山七条にある京都国立博物館に付属する工房です。
美術院に入るには、まず守衛さんに許可を得るのはもちろんのこと、お出迎えいただいた美術院の岩下さんと一緒に暗証番号を入力する電子ロックを解錠して中に入ります。
工房内には、お向かいの三十三間堂様から千体千手観音像を始め、全国から貴重な仏像が運び込まれ修復されており、その中に二尊仏さんもいらっしゃいました。
昨年10月末に、長年の風化によりお身体に塗られている漆は、浮き始め相当傷んだ状態で、二尊院から送り出しましたが、修復作業は、終盤に差し掛かっており、そのお姿は見違えるほどキレイになっていました。



写真を見て、どの辺りを修復したの?そう思われるかもしれません。文化財の修復とは、現状を維持することが重要であり、今のお姿に歴史的価値があると考えます。新たに色を塗り直すなどすると、まるで違う尊像となってしまい、最悪文化財指定から外れることもあるようです。
また、最新の赤外線機器を使った調査の結果、昭和27年に同じこの美術院で修復の折りには発見されていなかった文字が蓮台裏から発見され、謎が一つ究明される資料になるかもしれないと、美術院の岩下さん。



たいへん良い経験をさせていただきました。
二尊仏さまは、このあと文化庁のチェックを受け、三月末にお帰りの予定です。
早く二尊院で、キレイになられた二尊仏さまを拝みたいなと今から少し興奮している私がいるのでした。

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