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京都国立博物館

久々にブログします。
先日、二尊院の本尊 木造釈迦如来立像・阿弥陀如来立像(通称:二尊仏)の修復を依頼している、京都国立博物館内にある美術院に修復の進行状況の確認するため山口県庁で文化財を担当する井原さんと一緒に表敬訪問に行って来ました。
美術院は日本国内の、国宝や重要文化財指定を受けた仏像のみを専門に修復を行う機関で、京都東山七条にある京都国立博物館に付属する工房です。
美術院に入るには、まず守衛さんに許可を得るのはもちろんのこと、お出迎えいただいた美術院の岩下さんと一緒に暗証番号を入力する電子ロックを解錠して中に入ります。
工房内には、お向かいの三十三間堂様から千体千手観音像を始め、全国から貴重な仏像が運び込まれ修復されており、その中に二尊仏さんもいらっしゃいました。
昨年10月末に、長年の風化によりお身体に塗られている漆は、浮き始め相当傷んだ状態で、二尊院から送り出しましたが、修復作業は、終盤に差し掛かっており、そのお姿は見違えるほどキレイになっていました。



写真を見て、どの辺りを修復したの?そう思われるかもしれません。文化財の修復とは、現状を維持することが重要であり、今のお姿に歴史的価値があると考えます。新たに色を塗り直すなどすると、まるで違う尊像となってしまい、最悪文化財指定から外れることもあるようです。
また、最新の赤外線機器を使った調査の結果、昭和27年に同じこの美術院で修復の折りには発見されていなかった文字が蓮台裏から発見され、謎が一つ究明される資料になるかもしれないと、美術院の岩下さん。



たいへん良い経験をさせていただきました。
二尊仏さまは、このあと文化庁のチェックを受け、三月末にお帰りの予定です。
早く二尊院で、キレイになられた二尊仏さまを拝みたいなと今から少し興奮している私がいるのでした。
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