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ゆく年くる年

昨年の大晦日、恒例の年越し除夜の鐘は、私が住職に就任して最も熱く、そして賑やかなものになりました。
私は以前から、除夜の鐘をもっと意味深い行事にしたいという思いがありました。一般的に除夜の鐘は、厳かに粛々と打つイメージがありますが、当院周辺では、限界集落であるため、余りにも静かすぎて悲愴感が漂います。
そこで、もっと活気があって元気に、そして真剣に鐘をついて災いを来る年に持ち越さぬよう、プチ修行をしようと地域の若者に呼び掛けたところ、多くの参拝者が足を運んでくれて、堂内は満員御礼。

家内のお手製風呂吹き大根のお接待は盛況。


鐘は列をなして順番に撞いていきます。鐘を撞く人が【慚愧懺悔(ざんきさんげ) 六根清浄(ろっこんしょうじょう)】と発声しますと、それ以外の全員が鸚鵡返しで返声した後、鐘を撞きます。これを108つ。
お互いの活躍を願い、若者パワーが鐘の音に乗り響き渡ります。私は一緒に鐘を撞きながら、これからの時代、お寺は地域の精神的な支柱となり導いて行かなければならないと強く確信いたしました。
今年は申年。「申」という文字には、重ねる、繰り返すという意味が有ります。世の為、人の為、そして自分の為に、おのおのが自利・利他の修行に励み、世間の安寧を願って、日々至誠を重ねる一年にしたいものです。
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龍伏山 二尊院

Author:龍伏山 二尊院
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