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こんぴら狗

江戸時代、庶民は旅行を禁止されていましたが、神仏への参拝の場合はその限りではありませんでした。

数ある神社仏閣のなかでも、伊勢神宮への参拝の旅は特別で、庶民にとって一生に一度の夢であり、「お伊勢参り」と言われました。

当時、江戸を中心とした東日本の各地からこれらの社寺への参拝の旅は大変なことで、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くことがありました。これを「代参」と言いました。

旅を途中で諦めることにした人が、道中で知り合った旅人に旅費と初穂料(お賽銭)を託し代参してもらうこともあったようです。

実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。

袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。

犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたのです。

金毘羅大権現へたどり着いた犬も、そんなのどかな風習により、立派に務めを果たしたのでしょう。この「こんぴら参り」の代参をした犬は、特に「こんぴら狗」と呼ばれたのです。

二尊院は、この金比羅さんを鎮守様として、お堂の裏に外宮を設け、御神体と共に「こんぴら狗」もお祀りしております。

昨日の朝、いつものようにお供え物を持って行くと、「こんぴら狗」の様子が何か違う…。髪型がリーゼントに(^^;;



よく見ると、赤ちゃんカタツムリが頭にくっついていました( ´ ▽ ` )ノ
何とも微笑ましいコラボです。

南無金比羅大権現。


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Author:龍伏山 二尊院
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