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僧侶冥利に尽きる



二尊院は、真言密教の祈願寺として、安産・子宝・えんむすびをはじめ、さまざまな願い事や相談を受けています。

先般、出産を終えたある女性から、お礼状が届きましたので、紹介したいと思います。

【拝啓 向春の候 いかがお過ごしでしょうか。昨年、桃の節句に女児子宝祈願。九月十二日に安産祈願をしていただきました静岡の○○です。先日、二月十七日。無事元気な女児を出産いたしました。有難い程の安産で心に残る、良いお産となりました。
いただいた宝物を大切に守り、育ててまいります。感謝、合掌とともに、御守、お札をお返しいたします。本当にありがとうございました。
どうぞ、お体大切に日々、お過ごしくださいませ。   ○○○○】

この方は、私にとっても印象深い方で数年前に安産祈願でご縁をいただきました。
とはいっても、静岡在住ですから実は、一度もお会いしたことはありません。
お手紙あるいはメールでのやり取りのみです。
たいへん丁寧な文章を書かれる方で、生真面目な性格を窺わせます。

昨年の年初めに1通の確かメールが届きました。
内容は、以前安産で出産したご子息が元気に成長していること、そして祈願の依頼でした。
そこには、「次はどうしても女の子をさずかりたいので、3月3日のお雛さまに、女児の子宝祈願をしてほしい」というものでした。

二尊院は楊貴妃伝説を語り継ぎ、祈念すれば、きれいな子宝を授かると信仰を集めていることからの依頼なんだと思います。
正直、一瞬躊躇をしましたが、強い思いを文章から感じたので、誠を凝らして精一杯祈願をいたしました。

その半年後くらいに、同じ女性から連絡があり、子供を授かって5カ月が経ったので、男か女かまだ分からないが、安産祈願をお願いしたいという内容でした。願主の心願成就を願いながらお勤めを行い、授与品をお届けしました。

その後、さらに半年経って届いたのが、先ほど紹介したお手紙です。
願望が成就して、とても幸せそうな心境が短いながらに綴られ、こちらも嬉しい気持ちで満たされ、これぞ僧侶冥利に尽きるといった感じです。

少子化の日本ですが、一つでも多くの幸福をつくるお手伝いができるよう、更なる精進を強く思いました。

とても嬉しかったので、ちょっとエピソードをご紹介しました。     合掌


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Author:龍伏山 二尊院
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